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エンゼバーフィージビリティ研究における First Subject In(第1例目登録)達成のお知らせ

目標10,000例の登録に向け、膵癌検診の前向き臨床研究を本格始動〜

当社が運営事務局を務める、エンゼバー®すい臓がんを用いた膵癌検診の臨床研究実施に向けたフィージビリティ研究(エンゼバーフィージビリティ研究)において、この度、第1症例目の登録(First Subject In)が完了いたしましたのでお知らせいたします。

膵癌は、その早期発見の極めて困難な性質からいまだに予後が厳しい癌ですが、早期に発見できれば根治が可能な疾患でもあります。

本研究は、この困難な膵癌の予後を改善するという重大な目標に向け、症状のない段階の膵癌を包括的に捉えるために、健診施設と精密検査実施施設が連携して行う研究です。このように健診施設と精密検査実施施設が連携して前向きに検討する例は、膵癌早期診断を目指すバイオマーカー臨床研究においては世界でも極めて限定的であり、国際的な注目度も高い取り組みになります。

全国第1例目登録にあたってのコメント

日本赤十字社医療センター 健康管理科 小松淳子先生

人間ドックや健診の現場において、膵臓がんは受診者の皆さまが最も不安視される疾患の一つであり、私たち医療従事者も、早期発見のための有効な手立てを求める切実な声を日々実感しています。
膵臓がんは、発見された時には進行しているケースが多く、検診におけるスクリーニング手法の確立は急務です。今回のフィージビリティ研究は、全例登録下での『前向き研究』として、実際の検診現場に即した貴重なデータを積み上げる重要なステップとなります。この取り組みが、将来的な検診体制の確立に向けた確かな一歩となり、一人でも多くの早期発見・早期治療に繋がることを大いに期待しています。

本研究の概要

本研究は、エンゼバーすい臓がん検査を全例登録下で行う前向き臨床研究です。受診者には検査費用を負担いただきますが、陽性判定時の初回の精密検査代は研究事務局が負担いたします。

研究名称: エンゼバーすい臓がんを用いた膵癌検診の臨床研究実施に向けたフィージビリティ研究:単群・介入研究
研究目的: 膵がん発見率やバイオマーカーの陽性率を確認し、ランダム化比較試験のサンプルサイズ設定に必要なデータを取得する。
主要評価項目: 膵がんの発見率
対象者: 研究実施医療・検診機関で特定健康診査、がん検診、職域健診、人間ドックの受診者
目標症例数: 10,000名
研究代表者: 花田敬士(JA尾道総合病院 消化器内科)
実施体制: 全国79施設(2026年3月4日現在)
倫理審査: 神戸大学介入研究倫理審査委員会
試験ID: UMIN000059647

お問合せ先

コウソミル株式会社 広報担当
URL:https://cosomil.com/contact/

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